>ISBNやバーコードの記載

書店流通をさせる場合は、裏表紙にISBNコード、分類コード、定価と書籍JANコードと呼ばれるバーコードが記載されます。

裏表紙の見本

dISBNコード

ISBN(国際標準図書番号)は978から始まる13桁の数字で、書籍を特定するために使われる固有の番号です。
裏表紙の他に、奥付にも表示することになっています。
ISBNは世界中の書籍に使われています。

d分類コード(Cコード)

分類コード(Cコード)はCの後に記載されている4桁の数字です。
1桁目は販売対象、2桁目は発行形態、3・4桁目は内容をそれぞれ表します。
文庫小説の場合は、C0193(販売対象が0で一般、発行形態が1で文庫、内容が93で日本文学、小説・物語)と表示します。
分類コードは、書店で本を陳列する場所の参考などに使用されます。
たとえば実際は小説(3・4桁目は93)だけど、内容的にビジネス書(3・4桁目は34)として扱ってほしい場合は、ビジネス書のジャンルで分類コードを作成することも認められています。
分類コードは本の仕様に応じて当社で決定いたしますが、ご希望がございましたらご相談ください。

>>分類コード一覧はこちら(PDF)

d定価

日本では本は再販制度の対象商品となっているため、生産者が販売価格を決定することができます。
そのため、「定価」として本の価格を表示することができます。
消費税率の変更にも対応できるように、定価は税抜き価格で記載します。

d書籍JANコード(バーコード)

ISBNに分類コードと定価を加えたコードを日本図書コードといい、この3つを合わせて裏表紙に表示します。
日本図書コードの隣には書籍JANコードと呼ばれるバーコードが2つ印刷されます。

上段のバーコードにはISBNの情報が、下段のバーコードには分類コードと定価の情報が登録されており、書店のレジにあるバーコードスキャナで読み取ります。

流通されない書籍でしたら、日本図書コードと書籍JANコードの記載は必要ありませんが、ご希望でしたら記載することも可能です。