中国の大学で日本語教育の仕事をしていた時に出版した、南アフリカの女流作家ナディン・ゴーディマの研究本を土台にして、
中国の南京で活躍したパール・バックについて、病跡学の観点から分析を試みました。
中国での研究が日本でも続いていることが、伝わる内容になっていると思います。
日本語と英語を並記して、より原書に寄せたイメージができました。
作成にあたっては、こちらから送った作成のための指示書が初稿にうまく反映されており、校正がスムーズにできました。
編者とも作業がかみ合い、今後もそうありたいと思います。
文庫と新書を出版しています。
どちらも一冊を一気に読める程度のページ数ですが、補説など専門的な記事については何度も読みかえしました。
論文のヤマ場も、それとわかるようにうまく並んでいると思います。
作者の意向が十分に反映されていると感じました。
学術の実績がまた一つ増えました。
感謝しています。
書籍体裁 | ソフトカバー 文庫判 |
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本文仕様 | モノクロ 132ページ |
装丁デザイン | 既製型427番(既製の装丁一覧はこちら) |