『華麗と混濁の東京を考える』(三枝登志夫著 夫随筆集5)の刊行に尽力を感謝します。
表紙が印象深く、内容についても一定の評価がありました。
読後感の感想文(後半のみですが、)を一つ紹介します。
「島崎藤村『破戒』について」を拝読しました。眼前のことに追われ、文学作品を読む機会が乏しい私にとって、この章は大変新鮮で、勇気づけられます。
理不尽であっても声が大きく、腕力の強い者が牛耳る世の中になっている今、「正義」を貫くことの尊さを示すには、社会科学だけでなく、文学の力も総動員しなければならないように思います。
書籍体裁 | ソフトカバー 四六判 |
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本文仕様 | カラー+モノクロ 100ページ |