2クータ・バインディング製本(手で押さえなくても閉じない製本加工)

c手を添えなくても開いたままで、読みたいページが閉じない本

「クータ・バインディング」という製本方法を使って、手を添えなくても開いたままで、読みたいページが閉じないような製本にします。
通常の並製本(ソフトカバー)の製本方法では、丈夫さを優先するため、手でおさえなければ閉じてしまう構造になっています。
「クータ・バインディング」という製本方法では、本の背の部分に筒状の紙(クータ)を貼り、背表紙と表表紙(裏表紙)の間に折り目をつけることで、開いた本の背表紙と本体の間に空洞ができ、開いたページをほぼ平行に保つことができる構造にしています。そのため、丈夫で壊れにくい上に、読みやすい製本ができあがります。
参考書やレシピ本、楽譜、取扱説明書等の両手を使って作業するときに必要な本に、おすすめの製本方法です。
手で押さえなくても閉じない製本加工をご希望の場合は、お見積いたしますのでお問合せください。