2商業出版を狙うのではなく、自費出版で行うメリット

企業出版をすることのメリットや、ご注意点はお分かりいただけたと思います。
次は、なぜ商業出版ではなく、あえて自費出版で本を出すべきなのかをご説明します。

c商業出版だと出版社の利益が第一になる

商業出版とは、出版社がお金を出して、製作・流通をさせる本のことです。

もし、あなたが企業出版をしようとして、出版社に企画を持ち込んで採用された場合は、商業出版として出版してもらうことができます。
その方が、部数も多く、書店店頭でも良い位置に置いてもらえるようになるかもしれません。

しかし、出版社がお金を出して作っている以上、「出版社の利益となるような本」を作らなければならなくなります。
「出版社の利益」のために、本の内容変更を迫られたり、タイトルを変えられたり、出版の時期や流通方法まで決められたりするのです。
これでは、「自社の利益のための」企業出版は難しくなります。

出版社の言うがままに本を作っていると、出版の目的を見失ってしまいがちです。
「出版すること」自体が目的になってしまうと、前項のように、本来の出版目的を忘れてしまいます。

有名作家が商業出版で本を出してもらっているから、自分でもそうしたい、と考えていませんか?
商業出版で本を出して、ほんとうに自社の利益を生み出せますか?
あなたの企業にとって、商業出版が一番良い方法ですか?

c自費出版だと、自分の裁量で販売・配布ができる

対して、自費出版だとどうでしょうか。
自費出版では、書籍製作に関わるすべての費用を自社で負担し、責任を負う代わりに、書籍に関するすべてを自由に決めることができます。

書籍を自社の広告として捉えると、広告費がかかるのは当然ですよね。
広告費をかけて、自社の利益のための広告を作るのです。
本の内容はもちろん、部数、ページ数、流通形態、発行日……
自費出版の場合は、出版社の都合ではなく、すべて自社の利益を求めて決定できます。

自費出版では、書籍の所有権が著者にあるという考え方の出版社があります。
もちろん、ブイツーソリューションでも、製作した書籍の所有権は著者にあります。
書籍の所有権を持っていると、通常の書店販売以外にどういう使い方ができるでしょうか?

商業出版で製作した本は出版社の物なので、著者が自分で勝手に配ったり、販売することはできません。
対して、所有権を持っている自費出版の本の場合は、自分で自由に売ったり配布したりすることができます。

自社の社員に配って社員教育に使う、見込み客に無料配布する、営業マンに持たせて営業ツールとする、自社のホームページ上で直接販売する……
通常の商業出版では考えられない方法で、「書籍という広告ツール」を使用することができるのです。

弊社も、資料請求をいただいたお客様に、自社で発行した本を無料でお配りしています。
その結果として、申込件数を2.3倍、売上額を2.5倍に倍増させることができました。
くわしくは、この後の項目でご説明しますので、ぜひ参考にしてください。

>>どんな内容だと自社利益につながるのか?